ホロスコープ情報考察 月双子座(月蠍座)編

ゲームをするには制限やルールがないと始まらない。

悟空が最初からスーパーサイヤ人だったらつまらない。

本当は皆もともとスーパーサイヤ人なのだが、あえて条件が揃うまで発動しないようにしてる。　

その制限がホロスコープでは月なのだと思う。
七歳頃までに埋め込まれるプログラミング。

ドラゴンボールの中でも、
スーパーサイヤ人になれる条件のひとつに「穏やかな精神」があると語られているそうだ。

ゲームを面白くしてくれる“月”は忌まわしいものではないと思う。

きっと、わざわざ制限を厳しく設定して生まれてくる人は勇敢なのだ。

私はもうその制限はいらないけどね。

ホロスコープを使って謎解き。

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私を含めて、Aさん、Bさんが双子座の月で。

従来の説では水星のエネルギーを持つとされていたので、それを踏まえて双子座の月を読んでいた。

インナーチャイルドが拗れたまま七才までの幼い自己の部分で双子座のエネルギーを使うと、
「知性を幼稚な使い方をしてしまって、人に賢いと思わせたい衝動があったり、知識が表面的、浅い活用しかできない」
インナーチャイルドを癒し、真に心が成長すれば
「知性を深く使い、人の役にたてる事ができるようになる」

というかんじだった。　

これは、Aさんと私はそういう面があるのだけれど、
Bさんは違うかんじがしていた。

ところが
該当すると思っていた私とAさんは
月以外でも水星が色々ハードなアスペクトなどがあり、
これは双子座が従来の水星支配星でなくとも
それらで説明がつく気がした。

例えば私は
ASD水瓶座(新説だと支配星水星)
太陽乙女座(支配星はいずれにしても水星)
そして水星と冥王星コンジャンクション。
水星と土星がスクエア。

Aさんも、かなり色々ハードなかんじ。

あまり当てはまらない方の友人は、
水星と冥王星がスクエアではあるけど、水星と月がトライン。

では新説の、双子座の支配星が火星のパターンで
月(インナーチャイルド)を解釈してみるとどうだろう。

双子座の特徴が幼稚に出るとどうなるか。
行動のパターンがこじれてしまう？　　

例えば、
なんとなく不安から、人に認めてもらうため、喜んでもらうため、深い考え無しに反応で行動してしまう。　

反面、自分軸の、本当に望む行動したい事は何故か腰が重くてぐずぐずしてしまって、そんな自分を責める事がある。

あと、インナーチャイルドがそれほど拗れていない人はこれは当てはまらないかもしれないけれど、
私自身の経験から、自分の怒りの理由を自覚しにくく、溜め込んでしまったり、人を操作するために怒りを使ってしまっていた部分は火星エネルギーの暴発だったかもしれない。

もうインナーチャイルドが成長すれば
不安や怒りに振り回されず
フットワーク軽く行動することを楽しめるのでは。
　

私から見た感じだと、３人ともこれだとこっちの方がしっくりきた。

そしてこれは火星というワードでの解釈なので、同じく火星が支配星となる蠍座にも使えるかもしれない。

ただし
双子座は海王星と風のエネルギーが入るので、蠍座より直感的でスピード感があり、一見行動力があるように見える場合があるのではないだろうか。
直感と思っているが、実は根っこに不安や葛藤を解消したいというような動機が潜むかんじ。

蠍座は冥王星と水のエネルギーが入るので、怒りをためこむ傾向が双子座より強くなるかもしれない。
他者と一体化してしまう水の影響、他者を変えようとする冥王星パワーで
インナーチャイルドが拗れてしまった月蠍座の葛藤に身近な人は巻き込まれると辛くなる。

こう書くと辛辣過ぎるようにも思うが、
インナーチャイルドが拗れてしまっていたとしても、
不安からの行動や承認欲求を満たすための行動であったとしても、
それが他者の役にたったり、啓示を与えたり、助けたりすることもあると思う。
自分にとっても、気付きの為に
動機が何であれ行動して経験することも必要だ。

そして
成熟した心を持つ者が上で、そうでない者は駄目だとは言えないと思ってる。

なぜ今はそうなのか、人それぞれあるだろう。　

様々な人々が同時に生きて交流していること自体が奇跡みたいに面白い。

インナーチャイルドは
切り離された過去ではなく、
常に同時に存在している。　　
インナーチャイルドが健やかになれば、月のサインを健やかに使える。

ホロスコープを読むことで、自分という生命の謎解きが少しでもできたら、
それでよりいっそうこの世を楽しむ事ができるなら
それもまた一興。