チャネリング時系列⑤

約3年間たいへんお世話になった劇団に大きな変革期がやってきた。

この波に、自分に正直に乗るしかできず 
新天地へ。

関西の某テント劇団の旅公演にも2回参加させていただいていて
西に生まれた者の性なのか 関西の空気感が心地よかった。

その時知り合った女の子がとりあえず居候させてくれるというので ソッコーお引っ越し。

 

ここから数年間は…
駆け足ぎみで書いてしまいます。

○初めての海外旅行を一人で往復航空券のみで行き当たりばったり敢行したらスリル満点だった

○付き合い始めたら仕事やめた男を5年間養うバイオレンスな日々

○昼間に手が震えて酒を飲むと止まる現象が起こり、断酒して治す×2

○好きなミュージシャンおっかけてたらその人と結婚してしまった

などなど

こうして書き出してみるとなんかアレですが。

バイオレンスっちゅうのも 
DVていうより殴り合い。
アル中体験も、毎日楽しく飲んでたらついなってしまったというかんじで。
結局ぜんぶ面白かった。

10代で中途半端に終わったなと消化不良だったバンド活動も
心から尊敬する方々の演奏で歌うこともできたし。


そう、でもお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが根底にあるのが
“男ぽい” (ーωー)

男性性をフル活用しすぎ20代。


超ワイルド系画家のおっさんに
「俺の若い頃に似てる」「お前にチ○コがついてたらなぁ」と言わしめ
日本人女子相手にジゴロ業を生業とするタイ人になぜか酒と食事をおごってもらえるくらい男前

 

なにごともバランス

 

このバランスを取り戻すきっかけが
過去生の一つをダイジェスト映画のように視てしまったこと
 
ここで“過去生”について私の解釈少し書かせていただくと…

過去生なんて、知らなくても人生完全にまっとうできるし 
時間は本当は無いので
同時に存在する泡のようなもの。
肉体に留まるために必要な“重り”や“錨”
自分のもののようで、自分のものではない。
むしろ本来の自分を覆い隠すベールやフィルター。

 

ただ、人によって、タイミングによっては、
気づいた方が良い“癖”のようなものを自覚するツールとして有効で。
癖を自覚してしまえばそれは錨としての役目が終わり、過去生ではなくなる。
泡とは離れる。 

 


だから例え誰かに過去生を教えてもらったところで、手放す作業をせずに
「私の過去生って○○なの」と後生大事に握っていたら
必要な変化は起こらず淀む。

 

ワザワザ過去生知りたがらずとも、
目の前に映し出してる他者という名の自分が“癖”や“手放したいテーマ”は充分過ぎるくらい表現してくれているので、それを使うのが真っ当な正攻法だと思う。

 

ただし当時の私はそんなことに思い至っていたわけではなく、
“えーかげん気づけよ”案件が腐敗しかけたため、緊急オペがはじまったのだろう。

 

なんとなくネットサーフィンしていて
とある風景写真を見たら
フラッシュバック?ていうのか
脳内スクリーンでストーリーが展開し、
「男勝りすぎてそのせいで最も大事な人が死ぬ」という結末を思い出し
小一時間、大号泣した。


泣きつつ、それをものすごく冷静に見ている自分も同時にいるという状態で。

それなのに反省せずに同じ事を繰り返してたんか。アホやな。

 

拗らせ過ぎて、でもそこから根性で要らないものを剥ぎ取るゲームを私はしたくてしていたのだろう。

 

以降、インターネットしてる時に大号泣案件は過去生以外でも時々起こり、

受け取った時に“謙虚になれる”
“思慮深い”存在達のエネルギーがなんとなく感知できるようになっていった。
それらは叱ったり、コントロールしてきたり、足りない自尊心を安易に埋めようとはしない。

 

 

少しずつ何かしら道の途中にある区切りが近づいている予感と、
そこを通過するには 
下半身が大事!という閃きが沸き上がる。
エロではなく!いやそれもあっていいのだけど
地に足! 私は頭でっかちで上ばかりに意識がサマヨイ、フワフワしすぎている。

歩道で早足で歩いていてわき見した瞬間

鉄柱に思い切り顔面激突してお岩さんにならんと分からんかった!
グラウンディングというやつだ。

 

ようやく…
このあたりで32才くらいかな
( T∀T)